【ウマ娘感想】トウカイテイオー

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出典:ウマ娘プリティーダービー © Cygames, Inc.

今季2021年1月より放送されていてるウマ娘プリティダービーも残すところあと1話になりました。

第二期は聞くも涙語るも涙の怒涛の展開続きですが、それももう残すところあと1話。みなさん、最終回に向けてハンカチとガッツポーズの準備よろしいですか?みかんは、毎晩天に拳を突き上げておりますよ?

さて、2期の主人公を見事に飾ったトウカイテイオーについて、最終回前に色々と書いていこうと思います。ネタばれというか、1期最終回の完全版が今回2期の最終回となるわけなので、ネタばれではないので安心(?)してご覧くださいませ(笑)

※視聴後の感想、最後に追記しました~(^_^

天稟という名が相応しい不世出の名馬

365日ぶりの出走 競馬史に残る偉業を成し遂げたトウカイテイオー。

日本競馬界に燦然と名をのこす名馬はその歴史の長さから(100年ぐらい?)数多くいるが、記憶にも残り、熱烈なファンが今なお多い馬はそういない。

その理由のひとつとして、毎年優れた馬が登場しては消えていき、また登場しては……というサイクルがあるからであり、人びとの記憶も記録も塗り替えられていくからである。(興行的にはそれでいいのであろうが……)

そんな中で語り継がれ、今もなおファンが口角泡を飛ばして論じあう馬たちには、共通点として『ドラマ』があることである。

その中でも『泣かせるドラマ』は、特に競馬ファンの琴線に触れる。主なものとしては、

  • 『沈黙の日曜日』という名で今もなお秋の天皇賞の時に話題が挙がる。その時期になると毎年ファンの涙腺は崩壊する。
  • 『完全復活の有馬』、年末のグランプリ、中山競馬場で古参ファンがパドックでしみじみ語るのを訊かされるのはお馴染である。(じゃない時もある(笑))

今回取り上げる後者、トウカイテイオーの「完全復活の有馬」である。

(当然、上記二つ以外にも多くあると思う。競馬ファンにはそれぞれの一家言があるということを承知の上で、『明と暗』という対比、ただ個人的に二頭が好きであることと、多くの人から愛されるエピソードという点で今回は挙げた。ご了承いただきたい。沈黙の日曜日については、ここでは書かないと思う。あまりにも悲しく、鮮明に思い出すには心の準備期間が多分に必要であるのと、毎年秋天(秋の天皇賞)の頃に黙祷しているのでいいかなと個人的には思っている)

ウマ娘プリティーダービー 「走れウマ娘」フル 歌詞は概要欄
この曲を聴きながらお読みください。最高にアレンジが効いた胸躍る曲

親は皇帝、子は帝王

今日は一緒にカラオケ、二人は心で堅く繋がっている

トウカイテイオーは、シンボリルドルフの初年度産駒(初子)としてこの世に生を受ける(あ、史実のほうね。アニメは、どうなってるんだろうか?親のことは調べてもでてこない)

親のシンボリルドルフは、その強さから皇帝とよばれ、日本競バ史上初の無敗三冠バであり、史上初のG17勝バである。その血を余すことなく受け継いだトウカイテイオー(以下、テイオー)は、天性の脚に加えて類まれなる足首の柔らかさを持ち、『テイオーステップ』なる並足(歩行の一種)を華麗に魅せ、人々を魅了した。そしてテイオーも日本競馬界初を成し遂げる快挙を達成し、その名を記録と人々の記憶に深く刻まれることなる。(アニメのほうのネタバレになるので、あえて詳しく書きません。でも本当に親子ですごいよね※どうやら、これはアニメ本編では触れないようですね。気になる方はジャパンCでお調べくださいませ^ ^)

その出自からも競馬ファンから注目と期待を一身に受けたテイオー。その華麗なテイオーステップがごとく初戦、2戦目と、その後も順調に勝利し、クラッシック路線へとステップアップしていくことになる……

(クラッシックとは、三歳の時にだけ出走できるレースのこと。皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三っのレース。皐月賞は実力。ダービーは運。菊花賞は努力。といわれる。この三大レースを目指すことを牡馬クラッシック路線という。牝馬は別に桜花賞、オークス、秋華賞がある)

前置きはこの辺で。アニメの感想に入ります!

堅苦しい説明口調はこの辺にして!気楽に気ままにアニメウマ娘の感想なぞ書いていきますよ?

(前フリが長くて挫折しかけたわwあかんなぁやっぱああいう真面目な感じは、肩が凝りますわ。語尾は読む人のリズムを崩すから変えちゃダメって見たことあるけど、しゃーなししやん?そういうテイストでやってもみたかったんやん? ミカンもまじめなやつイケるんやで?的な(笑))

『完全復活の有馬』は後で料理するとして(えっ、これネタバレちゃうよね?だって1期の最終回でダイジェストで流れてたものね。てか。ぼくは何回同じことを言うねんな。大切なことだから2回言いますよ?的なやつってコトにしておいてw)

とにかく言いたいのは、テイオーは嫁

1期からそりゃもう絶大な人気を誇ったテイオー。その見た目もさることながらお声も特別であった。

最初登場したときは、うーん、なんか元気だけど少し変わった声だなぁと思ったのもつかの間……1期主人公のスペシャルウィーク(以下、スぺちゃん)の特別レッスン時の(やべっ何話やったか……くっそさっき観たのに……4話か5話やと思う!!)テイオーが歌う曲!これが妙に耳に残るはウマいはで発狂しかけたのは、きっとミカンだけじゃないはず!聴いてぇっ!とにかく聴いてぇっ!

恋はダービー☆
華麗に可憐に、ボクは――誰にも負けないよ?

もうそれからは皆まで語るなですわな。もう夢中。めっちゃええ、声かわいい。嫁に決めたっ!なし崩し的ですよ、これはまさに。もう身を任せたものね、流れにたゆとったもんな。

でも、1期の主人公はスぺちゃん(とスズカもかな?)であってテイオーではないのだ。

詳しいテイオーの内なる機微は1期放送時のアニメでは汲み取れんかった。

1期版【完全復活の有馬】はダイジェストだった。。。

1期でちょこちょこっとやったテイオー完全復活ダイジェスト有馬は、【テイオー嫁にし隊!】(テイオーを嫁にしたいイタイ子ら、もといファンの集い)にとってはまったくもって小指の先ほども満足できん、ちゃんと微に入り細を穿つ内容でテイオーを取り上げて、隊(ファン)の心を穿ってほしいと弾劾したものであった。(これが世にいう『微細穿つテイオーの役』の起こりであり今から3年ほど前の話である)

ファンの想いを汲み取った(かどうかは知らんが)アニメ制作委員会はさっそくテイオーファンを穿つ準備を始め、ついに2021年1月5日(日)に微に入った。(2期の放送が開始した)

そして1月11日2時30分(東京時間)に第2話が放送され、この序盤にして細を穿ちやがった!!(隊の大半は心を穿たれたのち、慟哭へ。これが世にいう『微細穿ち慟哭の役:完』である)

そう2期のあまりの出来の良さにテイオーファンは、本当に第2話にして心を打ち砕かれてしまうのだった。

ファンは絶望と切望を叫んだ。この2話の衝撃から学校・仕事を休む人間が続出したことは言うに及ばず、伊勢参り、富士参り、お百度参りをする大きなリュックを背負った大きなお友達が全国各地で目撃されたのは記憶に新しい。

そして、我々の心は常にテイオーと有り。と声を高らかにしたのだ!

そう。この行為は全ては大団円(最終回)のために

各地で大の大人が『テイオーぉテイオーぉ……わがよめぇ、復活したしぃ』と祈祷祈願護摩護摩していたのは全ては13話最終回のためなのである。

アプリに課金し、テイオーを『無敗の三冠馬』にしたお友達もついにその日がきたよ。来週は『完全復活の有馬!!!』

不撓不屈の帝王をこの目で見るまでは死ぬることはできんっ!!

ジャパンC、ルドルフが勝利した以来の日本勢勝ちウマと言えば!!

何故に最後に皇帝?とお思いの方、是非ね、親子で成し遂げた偉業を検索してみてください!ううっ、胸が熱くなる。今回執筆していて何度アニメのワンシーンが脳裏に浮かんで目頭が熱くなったことか、、、ふぅ、最高のアニメを作りやがって!最高かよ!このヤロー!!

寝ても覚めても良い子にも悪い子にも等しくやってくる来週の最終回。

ハンカチいや、バスタオルを左手に、右手は天を穿つ握り拳の準備をし、その時を待つことしよう。

トウカイテイオーの一世一代の魂の勇姿をこの目に焼き付けて、声を大にして、天を突き破るガッツポーズをみんなで一緒にしょうぜ!

舞え 我らが帝王!その華麗なるステップで!!

追記:ウマ娘は【大河ドラマ】

もう皆さん最終回はご覧になりましたか?本当に劇的で、みかんは嗚咽を堪えながら右手を天に突き上げることしかできなかったです(笑)

ウマ娘は【大河ドラマ】。こんな声も聞こえてきましたよね、でも実際本当にそうでした。史実がわかっているのに胸が熱くなり、ドキドキハラハラする、、、とんでもない名作が生まれたものです。本当に心から素晴らしい作品だったと思えるのは、みかんにとってかなり久しぶりの感覚です。前は何だったんだろ、、、ヴァイオレットエバーガーデンかな?(笑)

ちょっと話はそれましたが、次のウマ娘第3期も今回と同様の作品性が求められてきます。しかし、そこは【大河ドラマ】と評されるだけあって、今後も錚々たるメンバーがいるウマ娘は物語性に欠くことはないと思います。その辺りに関しては、下の記事で3期主人公予想を書いているので良ければご覧くださいませね♪(是非コメントくださいね。沢山の方からコメントを頂いて感謝感謝です)

【ウマ娘アニメ3期】 次の主人公は誰だ!!封印されしウマ娘??
おはこんばんちは~みかんです。桜もすっかり葉桜へと変わり、少しずつ新緑がまぶしい季節へと移り変わってきた今日この頃、皆...

兎にも角にも、2期は素晴らしかった。トウカイテイオーも主人公としての勤めを立派に果たし、次のウマ娘にバトンをしっかり渡せたと思います。

これだけの知名度を挙げたウマ娘なら、馬主さん達も新たなウマ娘の出走許可を出してくれるのではないでしょうか?まだ見ぬウマ娘の登場をこれからどんどん期待していきたいです。これからもウマ娘というエンターテイメントをみんなでお祭りのように楽しんでいけたらいいですよね。

ではでは、この辺で。またね

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